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■世界の命運は君の肩に?

「命掛けのUFOキャッチャー」とも「史上最恐のクレーンゲーム」とも言われる、1F-4(福島第一原発4号機)の燃料プールからの使用済燃料棒取り出し作業ですが、なんと同級生の友人がそのクレーン作業を担当していました!! 先日会った時、たまたま知りました。(担当は複数いるとのこと)
この作業には、日本よりも世界の国の方が危機感を持っているようです。私は開き直っていますが。
一番懸念されるのが、何らかの原因で使用済燃料棒が空気中に露出し溶解して、大量の放射性物質を拡散させるという事故です。
最悪は燃料プールの水が抜ける事故で(これで日本は終わると言われ世界中にも深刻な影響を与えます)、次に使用済燃料棒を満載したキャスク(燃料棒輸送容器)を落下破損させ水が抜ける事故で、その次が使用済燃料棒を燃料プール水面より引き抜く事故でしょうか。あと、逆にガレキ等が引っ掛かり燃料棒が引き抜けなくなるとか。
どれも一応安全対策は取られていますが、絶対安全ということはありませんので。

下の東電のHPによりますと、2014年5月19日現在で1,533本中880本の移送が完了しているようです。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/removal4u/index-j.html

ついでなので、東電のHPから使用済燃料棒の取り出し・移送・保管の流れの画像を転載します。
尚、東電の画像は傾いているのが多く、私が水平垂直を取るためにトリミングしたものがほとんどです。あと、少しシャープを掛けています。
更に東電から、「写真の一部については、核物質防護などに関わる機微情報を含むことから修正しております。」とのことです。



使用済燃料棒を入れて移送するキャスクを、燃料プールに運んでいるところです。
01使用済燃料の取り出し_構内用輸送容器の吊り上げ(1)

同じく。
02使用済燃料の取り出し_構内用輸送容器の吊り上げ(2)

キャスクを燃料プールに沈めるところです。
03使用済燃料の取り出し_プールへの着水(1)

同じく。
04使用済燃料の取り出し_プールへの着水(2)

同じく。
05使用済燃料の取り出し_プールへの着水(3)

使用済燃料棒の取り出し準備中です。
友人は、画面中央の燃料棒取扱機のクレーン操作を担当しています。(これが本人かは分からず)
06a使用済燃料の取り出し_作業前

使用済燃料棒の取り出し中です。水中のラックから引き抜いています。
06bb燃料取り出し作業(1)

同じく。(キャスクへ移動中にも見えますが)
06c燃料取り出し作業(2)

同じく。(キャスクへ移動中にも見えますが)
07a使用済燃料の取り出し_燃料取り出し

水中カメラで、ラックから使用済燃料棒を引き抜いているところを撮影したものです。
燃料棒のフックをクレーン先端で掴んで引き抜いています。
07b機燃料取り出し作業(水中カメラ:使用済燃料の取り出し)

同じく。
07c使用済燃料の取り出し_燃料取り出し(水中カメラ映像)

これは違う日に撮影された、使用済燃料棒取り出し中の模様です。
06b燃料取り出し作業中

予め沈めて置いたキャスクに、燃料棒を水中に保持した状態で移動しています。
08a構内用輸送容器ピットに移動する燃料

同じく。
08bb使用済燃料の取り出し_キャスクへの移動

同じく。(結構ギリギリの隙間を通しています)
08b燃料取り出し作業(3)

同じく。(拡大画像です)
08c使用済燃料の取り出し_構内用輸送容器ピットに移動する燃料(拡大)

燃料棒をキャスクに入れるところです。全部で22本入るそうです。
チェレンコフ光で青白く見えます。昔よく燃料プールや定検で開放した原子炉圧力容器内の水を見ましたが、水深がどこまでも透明度がありながら青く輝いていて、ヤバイ水なのは分かっていましたが吸い込まれそうなほど、それはそれはとてもとてもキレイでした。
たまに誤って落ちる人もいましたが、そういう人のために浮き輪が常備されていました。
(でも、この1F-4の燃料プールはガレキが混入していて、それほどキレイではないかもしれません。)
09使用済燃料の取り出し_キャスクへの装てん(1)

同じく。
10使用済燃料の取り出し_キャスクへの装てん(2)

燃料棒を入れて蓋をしたキャスクを、吊り上げて移動しています。
12キャスク移動_仕立ピットからの吊り上げ(1)

同じく。
13キャスク移動_仕立ピットからの吊り上げ(2)

下のトレーラーにキャスクを降ろしています。落下防止対策の一つとして、クレーンのワイヤーが二重になっているのが分かります。
14キャスク移動_クレーンでの吊り降ろし

トレーラーにキャスクを積み込むところです。
15キャスク移動_トレーラーへの積み込み(1)

同じく。
16キャスク移動_トレーラーへの積み込み(2)

トレーラーで百数十mを移動し、保管する共用プール建屋内に運び込んだところです。
17共用プールでのキャスク移動(1)

クレーンで共用プールに移動しているところです。
18共用プールでのキャスク移動(2)

共用プールでキャスクの蓋を開けているところです。
19共用プールでの作業_キャスク蓋開け作業

今度は共用プールへ燃料棒を格納します。
20共用プールでの作業_燃料取扱機

キャスクから燃料棒を取り出しているところです。(本当にチェレンコフ光はヤバイけど美しい)
21共用プールでの作業_キャスクからの燃料取り出し(1)

同じく。
22共用プールでの作業_キャスクからの燃料取り出し(2)

キャスクから取り出した燃料棒を、ラックに移動しているところです。
23共用プールでの作業_キャスクからの燃料取り出し(3)

ラックに燃料棒を格納しているところです。
24共用プールでの作業_燃料プールへの燃料格納(1)

同じく。
25共用プールでの作業_燃料プールへの燃料格納(2)

空になったキャスクを除染ピットに吊り降ろししているところです。
26共用プールでのキャスク移動(除染ピットへ吊り降ろし(1)

同じく。
この除染ピットで、プール水で汚染したキャスクの表面を洗浄して除染します。
27共用プールでのキャスク移動(除染ピットへ吊り降ろし(2)

以上、延々これの繰り返し作業になります。

友人は、原発この道ウン十年のベテランなので、「スパナってなんですか?」って聞くような素人ではないので、実質充分任せられる人物です。
これは1F廃炉へのほんのわずかな一歩ですが、それでも一歩間違えれば大変な事態を引き起こしますので、何事もトラブルがなく全作業が完了することを祈ります。


ここで、今回のブログが東電の画像の転載だけで済ますのもシャクなので、昔撮った画像をほんのちょっとだけ載せます。
ただし、原発は国の最先端技術を結集して造られたもので、あらゆる所が国家機密や準国家機密扱いになっています。
この画像は、廃炉が決定した古い第一世代の1Fだからいいかなぁとの勝手な自己判断に基づいて公開しています。
(ある日突然、警察や公安が来ませんように。)
で、これは1F-1中操の運転員の一番目の前の制御パネル905を点検でオープンした珍しい画像です。
ここで制御棒の操作をしています。
制御盤905オープン

これは、1F-3のトリチウム回収装置で、多核種除去設備 (ALPS)でも除去出来ないトリチウムを、当時サンプリング(だけ)していた装置です。
(当時、トリチウム回収装置の保守点検の第一人者を自負していた私なので、この画像を見る人が見れば私を断定出来ます。まぁ、他の記事でバレバレですが。)
トリチウム回収装置ラック全体正面
以上、今回は2枚のみの公開になります。
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